コロナにまつわるバナネイラの指針について

明日は夏至… 今月にはいってから、なんとなく急ピッチでいろんなことの整理がすすんでいるような気がします。それは物質的なことだったり精神的なことだったり、言語化や可視化、身体的なことなど、いろいろ… みなさんはどうでしょうか?

今回のコロナウィルスに対する考え方として、大きく感じるのはまず「実態がみえないものへの漠然とした不安感」そして「除菌vs共生」さいごに「本質とは少しズレたところにある抑制力」です。

これから綴ることは、読む方によって理解し難く、場合によっては不快なことかも知れないし、これによって「バナネイラにはもう行けないなぁ… 」と思われるかも知れませんが… いろいろを覚悟して、綴ることを決めました。

バナネイラは、自粛要請がでてから、営業時間を短縮したり、店頭にアルコール除菌をおいたり、店内へのご案内も人数制限をしたりしてきました。いろいろわからないことが多いコロナウィルスというものに対面したとき、実際に人の流れが激変したことや、ひとまずは国の方針に従うのがベストだと判断したからです。

でも… 人と接するとき以外の、外を歩くときにも大半の人がマスクをし。レジ前にはビニールカーテン(そこに必要以上にウィルス留まるんじゃ…)。客席の対面には仕切りのアクリルフレーム(でも横はフリー)。そもそもを考えたときに「なんかヘンじゃない?」って多くの人が思いつつも、電車にノーマスクで乗ると人目が気になる(くしゃみなんてしたら大変!)。マスクしてない人の入店拒否。試着の際の足裏までの除菌。などなど… 「要請」ではない「強制」(ここで「強制」と「共生」のオトが同じなことも面白いなぁと思ったり)で、そうせざるを得ないような空気がそこにはあったりして。

わたしは… コロナウィルスというものが在るという前提で考えたとき、それはもういわゆる「強めの風邪菌」であって… 免疫力がない人はかかる。もともとあっても、ちょっと弱ってるタイミングでもかかる。もともとこれまでもたくさん存在した「風邪をこじらせて肺炎になって亡くなる高齢の方」は、今回の新型コロナとおなじ、肺に攻撃する菌に侵されてしまった結果、そうなってしまった。ということで… コロナでもコロナじゃなくても、とにかく免疫力があるかないかで、たとえコロナウィルスワクチンができたとしても、コロナウィルスで亡くなる方は、他のウィルスへの免疫力はないから、重症化したり命を落としてしまったりする。

だからもう「除菌vs共生」を考えたとき、除菌の方の選択は、もう、いたちごっこというか。そして完全にすべてを除菌していくことは、不可能だと思うんです。だって、あんな、一般の人の数倍気をつけているはずの、医療現場の方々でも感染してしまってるのだから。

大切なのは、ウィルスを寄せ付けない免疫力。殺菌ではなくカラダを守ってくれる常在菌を増やすこと。万が一かかったとしても、それに負けないカラダをつくること。もうそれに尽きるし、それしかないと思っています。陰謀説…5G、ワクチンにマイクロチップ…いろいろ囁かれていますが、いずれにしても答えはおなじです。

だいぶ長くなってしまいましたが… バナネイラの店内は、常に元気な野菜たちを茹でたマイナスイオン的な空気が充満しています。そして、免疫力をつけてくれるパワー溢れる野菜料理を提供しています。ウコンなどの、人類がずーっと生薬としてきたスパイスもたくさんつかっています。そして、お客さんたちはみんな笑顔。自然農のコミュニティや、音楽をたのしむコミュニティ、カラダづくりの太極拳コミュニティもあります。

それは、コロナ以前となにも変わらないことだけど、この3ヶ月で、やっぱりこの場は「飲食店」だけど、ちょっとそんなことも超えた、今の世に必要な場所で、わたしはその番人で。そしてその「ちょっとヘンだよね?」って思うことを、安心して共有したり、答えあわせできたりする場で在りたいと思ってます。

だから、席にアクリルフレームがない、スタッフもマスクしてない、除菌を強制してないバナネイラにはもう来れない… という人たちが多ければ、バナネイラは自然淘汰されてしまうと思います。そして、それはそれで仕方がないとも覚悟しています。でもわたしはこの「ちょっと変だよね?」の自分の感覚を無視して、飲食店をつづけていく… 本来の食事は、ただただ食べ物を食べればよいのではなく、ゆったりと会話をたのしむからさらに糧となるもの。その矛盾を無視して営業するのは、自分でお店をやっている意味がないと思うし、もちろんその逆の対策をされて営業していく方々を批判する気持ちは全くなく。それを必要としている人のために、そのお店もあると思っているので、どちらも必要だと思っています。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。結論としては、バナネイラは、現在のところは今までとなにも変わらず営業していきます。そして、来月からはぼちぼちとイベントやコミュニティの活動も再開していきます。

夏至の直前、梅雨まっただなか、愛をこめて