風邪っぴきの戯言

「儲かってる?」
「ううん、儲かってないよ」
「だめじゃん!」

… 昨日の、ある方とわたしの会話。
(写真とは関係ありません…w)

かっこつけるわけじゃないけど「儲けたい」って思ってたら、別のことしてる。旦那さんがサラリーマンで、住宅ローンもあって、子供も2人いて、公庫や銀行からお金を借りてバナネイラをはじめて2年半。「儲ける」なんて全然程遠くて、日々、お金は流れているだけ。マイナスのときも、もちろんたくさんある。でも… わたしにとっては、バナネイラをつくることには、ほんとうに大きな意味があった。素晴らしい人たちとの出会い… これはかけがえのない、お金では買えないもの。

バナネイラにいけば、ミオさんがいる。他愛ない話もできるし、カラダにいいものを食べられる。そして、なんとなく共通した意識を持ってる人たちが集まっててどんどん拡がるから、時間ができたら立ち寄りたくなる。遠くに住んでても、近くまで来たら必ず顔を出して、ただいまー…っていいたくなる。必要な情報が入ってきたり、会うべき人とあえる、そんな場所。

バナネイラがそんな風に、街の片隅にある飲食店というだけじゃなく、まるで、第2のふるさとみたいな。ふるさとじゃないな…ええと、もっと、、なんだろ、ひとつ上に「アクセス」できるような場所。そこで、さらに大地からのパワーを取り入れて、元気になって、また外の世界にいくための寄合所。そんな風になれたらいいなって、ずっと思っている。

そうだなぁ… もし儲けたらきっと、どこかの山を買って、高田さんにダーチャをつくってもらって、農やホリスティックなエキスパートさんを抱えて、大災害があったときに電気やガスがなくてもみんなで楽しく生活できるフィールドをつくるかな。

だから… きっとわたしは、いつまで経ってもずっと器用貧乏暇なし。そして昨日の「だめじゃん!」もちゃんと受け入れて、とりあえずしっかり地に足をつけてアンテナショップバナネイラを存続し、さらにたくさんの人たちと出会えるように、なにごともバランスよく精進しよう。それには今の無茶苦茶な政治に目をむけることも、どんどん破壊されていく環境を守るために自分ができることも、自分の健康についてもちゃんと考えよう。まわりにいてくれる人たちへの感謝を忘れないようにしよう。

以上、風邪っぽくて、ちょっとフワフワしながら浮かんだこと。
今日は残念だけどカポエイラをおやすみして、ぼーっとしよう。