たった1年半のことだったとは思えない… わたしの人生の転機だったベジクエル時代。その、ベジクエルという場を与えてくれた、あざみ野クエルクス(発酵バル クエルクス)が、10.10に閉店しました。
4年前、どこの馬の骨かもわからない私を快く受け入れてくれた、辻さんと小松崎さん。ベジフォークやバナネイラのオープンの時も手伝ってくれたかんちゃん。いろんなシーンでスタッフ枠でいてくれた八島さん。そして、ナカニシシェフとの出会い… いまもどんどん拡がっているいろんな方々との繋がりや、自分自身の気づきの原点は、この濃い濃い1年半にあったんだなぁと、つくづく思いました。
大切な場所がなくなってしまうのは寂しいけど… 「それぞれがまた別々のところで活躍して、繋がりがどんどん拡がっていけばいい」といっていた、辻さんのコトバと。そしてお店というのは、料理が、お酒が、立地が… だけでは決してなくて、そこを守る人と集う人で作り上げられるものなんだな(というか、自分が作りたいお店はそういうお店なんだな)ということを、あざクエファイナルに集まったたくさんの人たちをキッチンから眺めながら、お店というものの在り方や、人が人に及ぼす影響とか、人と人が手を繋いだときにでてくるエネルギーの違いとか、そんな、ひとりひとりが持っているパワーの凄さを、改めて感じられた夜でした。
あざクエがなくなっても… ずっと、この感謝を忘れずに。そして、これからも続いていくご縁を大切に、これまでの想いをいろんなカタチでバナネイラという場や、関わってくださる方々に還元していきたいと思います。ありがとうございました。そしてこれからも、どうぞよろしくお願いします!!あざクエ万歳❤︎